根も葉も栄養たっぷり! 万能野菜「大根」 を徹底解剖
みなさんこんにちは!
Fibee腸内会スタッフの白岩です🥰
おでんや煮物、お味噌汁など、特に冬は大根が美味しい季節ですよね。
ミツカンの「ヘルシーライフマガジン」の記事をもとに、大根の栄養素や食べ方をご紹介します!✨
■ 今の主流は「青首大根」
大根は形や色、味などによってさまざまな品種がありますが、いま流通しているほとんどの大根は「青首系」と呼ばれるものです。
これは愛知県発祥の伝統野菜「宮重大根」をベースに品種改良されたもの。伝統野菜として知られる練馬大根や三浦大根は「白首系」です。
煮ても焼いても、大根おろしとして生で食べてもいいし、漬物にもなる大根は、まさに万能野菜。
根に栄養があるのはもちろんですが、葉も栄養素を多く含んでいるので、できれば葉つき大根を買って1本丸ごと味わうとメリットも大きいです!🍀

■ 大根の栄養素とは?
可食部100g当たりのエネルギーが15kcalの大根は、まさに低カロリーな野菜です。
根にはカリウムや鉄などのミネラル、そしてビタミンB群や葉酸を多く含んでいます。
また、葉にもβ-カロテンや葉酸、ビタミンCが豊富です。
📌大根の栄養素1「ジアスターゼ」
大根が含む特徴的な栄養素として真っ先にその名が上がるジアスターゼ(アミラーゼ)。大根の根には消化を促す消化酵素がいくつも含まれていて、ジアスターゼもその一つです✨
ジアスターゼはでんぷんを分解し、胃もたれや胸やけ、二日酔いを予防する効果があるといわれています
📌大根の栄養素2「ビタミンC」
根にも葉にも含まれているのがビタミンCです。ビタミンCはコラーゲンをつくり出すために必ず必要な成分で、体内で不足すると血管がもろくなる可能性があります🍃
また、鉄の吸収を助けるため、貧血を予防するにも有効といわれています。毛細血管や軟骨、歯などを正常に保つほか、皮膚のしみを防いだり、ストレスや風邪などへの抵抗力を強めたりする働きもビタミンCにあるそうです。
📌大根の栄養素3「パントテン酸」
パントテン酸はエネルギーの代謝にかかわるほか、コレステロールやホルモンの合成に携わるといわれています。ビタミンB群の一つで、以前はビタミンB5と呼ばれていたこともあります🍀
📌大根の栄養素4「葉酸」
大根は葉酸も含んでいます。葉酸は赤血球の合成にかかわるほか、皮膚や粘膜の働きを正常に保つ役割があります🌸
赤血球の寿命は短いためつくり続けなければならないのですが、葉酸はそれに携わっています。また、細胞の遺伝情報であるDNAの合成や代謝にかかわる酵素を助ける働きもあります。
📌大根の栄養素5「カリウム」
根にも葉にも一定量含まれているのがカリウムです。カリウムは、ナトリウムとバランスをとり、細胞のなかの体液の量や浸透圧を調整する働きがあります🌱
また、筋肉の収縮や弛緩にかかわるほか、高血圧症や脳卒中を予防する働きがあるとされています。
📌大根の栄養素6「食物繊維」
食物繊維は近年とても注目されている栄養素です。炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルという五大栄養素と並んで重要と見なされ、食物繊維は「第六の栄養素」とも呼ばれています✨
食物繊維の効用として、便秘の予防をはじめ、血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下などが挙げられます。
📌大根の栄養素7「β-カロテン」
大根の葉に多く含まれるのがβ-カロテンです。大根は、根の部分は淡色野菜で、葉の部分は緑黄色野菜と見なすことができます。葉つきの大根を購入したら、ぜひ葉を捨てずに調理しましょう。
野菜や果物に含まれるβ-カロテンには、抗酸化作用があるほか、動脈硬化を防ぐ働きがあるとされています。

■ 栄養を取りこぼさない大根の食べ方
大根は、根の部分は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜と見なすことができるとお伝えしましたが、大根は長いため部位によって少しずつ味や硬さが変わるという性質があります。
その点も踏まえて、栄養を取りこぼさない大根の調理ポイントをまとめたので、食べ方の参考にしてください。
🌸食べ方1「部位によって調理を変える」
大根の根は、先端に近い部分ほど辛みが強くなります。そこで先端部は大根おろしや漬物に向いているのです🌱
葉に近い部分は逆に甘みが強く、さらに硬いため、サラダや炒めものに最適です。根の中央部分は柔らかくてみずみずしいことが多いので、ふろふき大根やおでんの具など、煮て食べる調理によいといわれています。
🌸食べ方2「生で食べる」
大根が含むでんぷん分解酵素のジアスターゼは熱に弱いので、サラダや大根おろしなど生で食べるのがおすすめです✨空気に触れると酸化するため、できれば調理してすぐ食べた方が栄養素を取りこぼさなくて済みます。
🌸食べ方3「皮も料理する」
大根の皮には根の中心部よりも少し多く栄養が含まれています。食物繊維やビタミンC、ポリフェノールなどがそれです😊
煮る料理の場合、皮をむくことが多いと思いますが、できれば皮も捨てずに利用したいものです。例えば、皮を細切りにしてきんぴらに用いる、皮を揚げ物にするといった調理も試してみてください。
🌸食べ方4「干して保存」
例えば親戚や友人に大根を数本もらったら、一度にはとても食べきれませんよね。そんなときは干して保存することをおすすめします。切り干し大根ならすぐに使えますし、便利ですよね✨
🌸食べ方5「葉も食べる」
繰り返しになりますが、大根の葉は緑黄色野菜です。β-カロテンが多く、鉄や葉酸、ビタミンCも含んでいますから、捨てずに活用を。葉を細かく刻んで油で炒めたり、ごまなどと一緒にチャーハンにする手もあります🍀
🌸食べ方6「おでんなら下ゆでを」
冬のおでんといえば大根は欠かせません。ところが、大根をおでんに使う場合、下ゆでした方がよいそうです!✨
大根にはメチルメルカプタンという硫黄を含んだ化合物があるため、下ゆでしてそれを溶かし出して、あらためて大根をおでんに投入するといいそうです。
🌸食べ方7「すりおろして食べる」
でんぷん分解酵素のジアスターゼは熱に弱く、また根の先端部に多く含まれているので、すりおろして薬味として使うことがよいといわれています🍀サンマをはじめとする魚の塩焼きに添えると、消化酵素も相まって効果がありそうですよね。

■ おわりに
今回は大根に関するコラムをお届けしました✨ぜひ、ご感想いただけると嬉しいです!👀
■引用元
「ミツカン ヘルシーライフマガジン」
根も葉も栄養たっぷり! 万能野菜「大根」を徹底解剖
https://shop.mizkan.co.jp/blogs/health-column/daikon-nutrition

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投稿を表示大根がさらに美味しい季節になってきましたね!
栄養豊富ですね♪いろんな食べ方でもれなく補給したい╰(´︶`)╯
大根をすりおろして柿との酢の物が1番好きかも♪次にナマス〜♪お酢との相性も抜群です🤤お酢が好き〜笑
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投稿を表示大根がこんなに栄養豊富な野菜だったとは知りませんでした👀
部位別の食べ方も詳細に知れて嬉しいです♪
こういうコラム、私は大好きなのでもっと読みたいです〜〜!
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投稿を表示とても勉強になります💡✨
大根すきなんですが、煮物を作るのが苦手で(やわらかくならない)ついつい敬遠しがちでした。色々な食べ方があるようなのでトライしてみたいと思いました♪