Fibeeブランドを皆さんと一緒につくっていきたい ―Fibee腸内会独占インタビュー「河 広倫さん」
Fibee商品を次々と生み出しているミツカンのイノベーション開発部。
商品開発チームの統括者が、マネージャーの河 広倫(かわ ひろみち)さんです。
河さんは担当者たちに寄り添い、ときには一緒に悩みながら製品をつくり出すサポート役を担いつつ、Fibeeの商品開発チーム全体を指揮しています。
Fibeeの商品開発チームは14名です(育休、産休除く)。河さんは商品づくりにどのようにかかわり、Fibeeブランドをどう導こうと考えているのでしょうか?
二人のお子さんもFibee商品が大好きだという河さんのFibeeにかける思い、
そしてFibee腸内会の皆さまへのメッセージなどもご紹介します!

■ やり方次第で、健康食品はもっと楽しくなる
学生のころから、多くの人が健康でありつづけるにはどうしたらいいのかに関心がありました。
そこで、大学では薬学に近い理学系に進み、例えば遺伝子制御にかかわる抗がん剤がアルツハイマー型認知症に転用できないかなどを研究していたんです。
細胞を培養してそこに薬剤を添加し、その細胞がどういう挙動を示すのかといった、基礎研究に近いことに取り組んでいました。
就職する際は、「ライフバリュー(生活の価値)を高めることに貢献できるような仕事に就きたい。できれば衣食住のように身近な分野で」と思ったので、ミツカンに入社しました。
入社して5年間は納豆の商品・技術開発を、その後は新規事業の開発にかかわりました。
開発チームでこれまでの納豆のイメージを覆す新商品プロジェクトに携わったとき、「健康って、やり方次第で、もっと自由に、楽しく伝えられるものなのかもしれない」と気づいたんです。
それはFibeeにかかわるようになってから今にいたるまで変わらない思いです。

■ 「楽しい習慣」の先にある健康
働き盛りと呼ばれる30代から50代の人たちの多くは、健康に不安を抱えているといわれています。それに、忙しいうえ経済的にも余裕がなく、健康を維持するための実践がおろそかになりがちです。
ミツカンは「身体の健康」だけでなく、
「心の健康」や「社会・地球の健やかさ」を含めたウェルビーイングという概念を大切にしています。
その取り組みの一環として、2022年春からFibeeの開発をスタートしました。
従来の調味料に加えて、手軽に食べられる食品からも、お客さまの健康に貢献したいと考えたからです。
Fibeeは、発酵性食物繊維を手軽においしく摂取できる食品をお届けすることで、「誰もが手に入れられる健康的な食生活」の実現を目指しています。
大事にしていることは「誰もが買える手頃な価格」「誰でも使える簡便性」「誰もが感じられる楽しさ」の3つです。
ここを常に問い直しながらFibeeの価値を設計しています。
私はFibeeを通じて、健康とは我慢や努力で得られるものではなく、「自分を大切にする楽しい習慣」だと皆さんに感じてもらいたいと思っています。
忙しい毎日のなかで自分の健康を気遣うことはかなり難しいことですが、Fibeeから手軽に発酵性食物繊維を摂ることで、お客さまの健康に貢献したいのです。
腸内環境や体調は見過ごされがちですが、「Fibeeを食べていると、なんだか調子がいいかも?」と思っていただけるとうれしいです。

■ 自分で考える「余白」を残すように
マネージャーという立場ですので、
自分で商品を開発するのではなく、開発メンバーが主体性をもって仕事をするための環境を整えることに力を注いでいます。
新しい商品を生み出すには、ものづくりとコンセプトを行ったり来たりすることが必要です。
試作して、それをベースにディスカッションして商品のコンセプトを修正し、また試作するという積み重ねです。
プロトタイピングとコンセプトワークを繰り返して、よりよいものにしていく進め方を心がけています。
といってもチームメンバーはみんな優秀なので、私がいなくても自主的にどんどん進めてくれます。
ただし、「もしかしてこれはFibeeらしくないんじゃないか?」など悩む局面もあるので、そうしたときに「この商品をFibeeの価値にあてはめたらどうなるんだろう?」とアドバイスしたり、「この商品がお店に並んでいたとして欲しくなるかな?」と問いかけたりします。
「困っているかも」と気づいたら、作業しているメンバーに近寄って「どう?」と声をかけることを意識しています。
そうしたカジュアルな対話を重ねて、メンバーが発言しやすい雰囲気をつくりたいんです。
また、直接答えを伝えるのではなく、メンバーが自分で考える「余白」を残すようにしているんです。
というのも、これまでミツカンでワッフルやグラノーラ、お茶などを開発したことはないので、Fibee商品を開発するメンバーが社内におけるその商品の第一人者となるわけです。
お互いにリスペクトしながら仕事を進めています。

■ 皆さんの「声」で想いのあるブランドに
Fibee腸内会のファンミーティングに参加すると、
「すごくおいしいです!」「子どもにも食べさせています。」「こういうところで見かけましたよ!」
という声をお聞きできることがすごくうれしいんです。
私のキャリアを振り返っても、Fibeeほどお客さまとの距離が近いブランドはないです。もちろん商品開発するうえで調査はしますが、お客さまの生の声を直接お聞きできることに勝るものはないと実感しています。
印象深かったのは、「なぜこの原材料を使っているんですか?」とか「こういう味があったらもっといいんじゃない?」など提案していただいたことです。
脳裏に残っているので、新たな商品開発の際に「ファンミーティングでこういう話を聞いたので、取り入れてみない?」とメンバーに話したりしています。
商品開発そのものは私たちがすべきことですが、独りよがりになってはいけません。
ですので、いつもFibeeに対する「声」を届けてくださる皆さんに感謝しています。
Fibee腸内会の皆さんのおかげで、Fibeeは「想いのあるブランド」に育ちつつあります。これからも無理なく、楽しく、Fibeeをともにつくっていきたいです。

■ Fibee大好きな息子が周囲に宣伝!
5歳の息子と2歳の娘がいるのですが、二人ともFibeeが大好きで、ルイボスティーはごくごく飲みますし、ワッフルもぱくぱく食べています。
保育園のバッグにFibeeキャラクターのキーホルダーをつけていて、つい最近知ったんですが、息子が「これ、パパがつくったブランドだよ!」とか「パパの商品、すごく好きなんだ!」とか周囲に宣伝しているらしいんですよ(笑)
趣味は学生時代から続けているスノーボードです。冬になるとほぼ毎週滑りに行っていました。今は家族と一緒に行きますね。でも一人で行くこともありますし、学生時代の友人とも滑っています。
あと、最近ハマっているのはキャンプですね。
家族キャンプもしますし、友人たちと互いにソロキャンプで集まる「ソログル」もしています。あ、釣りもしますね。
この前は、私が釣れなかったのに息子がキビレ(タイの一種)を釣りあげました……息子は釣りに夢中になりそうです(笑)
■ Fibee腸内会の皆さまへメッセージ
Fibee商品を支えてくださっている皆さん、最後までご覧いただきありがとうございました!
健康的な食品はおいしくないというイメージがあると思いますが、Fibeeを通じてその認識を変えていきたいです。
「今日はFibee食べようかな」と思ってくださるような、生活のなかにFibeeがあたりまえのようにある世界をつくれたらいいなと考えています。
ファンミーティングのときは、皆さんの趣味や今ハマっていること、子育てのことなど、ぜひ気軽に話しかけてくださいね!
■ Fibee腸内会スタッフ栗原よりメッセージ♪
河さん、このたびはお忙しいなか、快く取材をお受けいただきありがとうございました。
打ち合わせ風景の撮影時には、お互いFibeeに真剣過ぎて本当に打ち合わせをしてしまいましたよね!
河さんとは6年前に館林工場へ別の用事、別の車で訪問した際にクラクションでご挨拶いただいたほろ苦い出会いではありましたが、その後は納豆繋がりでよくお世話になり、こんなに優しい人は珍しいな、と思っておりました!
今後も素敵な笑顔を絶やさず、ファンの皆さまに愛され何度も食べたくなる商品の開発をよろしくお願いいたします!



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投稿を表示読ませていただきながら、かわさんらしくて凄く感動したのと、うんうん、そうそうと頷いていました。
やっぱり、かわさん凄い、涙が出るくらい本当に素晴らしい。こんな方がいらっしゃるなんて、ミツカンさんの宝です。(言葉が見つからずすみません)
かわさんは、いつでもどこでも変わらないかわさんです。
かわさんのお話お聞きしたかったので、とてもとても感謝です。
Fibeeチームの皆様、ありがとうございます😊
息子さん腸内会でお話しましょう。
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投稿を表示河さんの笑顔、ステキですね✨
インタビューを拝読させていただいていて、健康になれそう!って思いました🤗
Fibeeに関わっておられる方々の情熱というか、FIbee愛を改めて実感しました💛
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投稿を表示楽しく健康に🥰素敵なお言葉です